昆虫備忘録

今年の昆虫飼育を備忘録的に残しておきます。

 

2月29日 さいたま市でインセクトフェス。結構コロナがやばくなってきた時期だったが、窓を全開にして強行開催していた。寒い時期だが、生き虫も豊富。あまり増種する気もなかったが、メタリフェルホソアカの♂300円、タランドゥスの幼虫500円、カワラ菌糸木などを購入。

 

6月 2年前から累代してきた鈴虫。昨年もかなりの産卵数があったため、安心していたが、いくら霧吹きをしても全く孵化せず。どうやら3月の最初の水やりの際に、あまり水をやらなかったのが原因のように思える。累代終了。

 

今シーズン 6月に2年越しのニジイロ幼虫が羽化し、体長50センチを超える立派な大歯型の♂に。越冬したオオクワの♂77センチと、自己で羽化させた♀。アマミノコの♂と自己で羽化させた♀、息子が採った極小コクワ♂、メタリフェルホソアカ♂でスタート。越冬中にニジイロ♀、アマミノコ♀2匹が落ちた。

 

6月19日 ニジイロの産卵を確認。両親とも自己羽化。♂は羽パカ。クリアスライダーミニでマットは産卵一番。卵9個を回収。プリンカップで5匹ほど羽化するが、残ったのは2匹だけ。

 

7月23日 オオクワの割り出し。5月から菌糸木をセットしたが、ぼろぼろにしただけで産卵ゼロ。6月から改めて普通の産卵木でチャレンジ。初令2匹、2令1匹を回収。初のオオクワ繁殖成功。さらに7月30日にマットの中から3匹を確認。計6匹に。3匹を菌糸プリンカップ、1匹を菌糸瓶500、2匹を自作の菌糸プリンカップへ。

 

8月 タランドゥスは大食い。カワラ菌糸瓶800の2本を2か月余りで食い上げる。蛹室を作っていたが、菌糸の劣化でトビムシが大量発生。仕方なしにカワラ菌糸瓶800を新たに購入して入れるが、菌糸が固いのか潜れず。次の日に息絶え絶えに。結局そのまま死亡。人工蛹室で蛹化させれば良かったか。かわいそうなことをした。

 

8月22日 オオクワ2回目の割り出し。細めの産卵木だったが、初令6匹、卵1つを確認。ただ初令1匹は体液が出ており、2匹は小さすぎて虫の息だった。割り出しが早すぎたのかもしれない。

 

8月23日 8月 アマミノコギリが盛んにメイトガードしていた。ケースはクリアスライダーミニでマット固詰め。底面を確認すると、少なくとも4匹の幼虫の姿が確認。やはり割り出しをせずに孵化まで待つのが吉なのだろう。親虫は取り出し。

鈴虫が全て昇天

5月20日以降、10匹を飼育してきた鈴虫でしたが、

本日、最後の1匹のメスが昇天しました。

10月25日ごろに最後のオスが旅立ったので、

もう鳴き声はしていませんでしたが、

7月中旬から約3ヶ月にわたって美声を楽しませてもらいました。

本当にありがとう。

 

ケース内には卵も30個ほど確認できており、このまま累代飼育を

重ねる構えです。

 

この夏は昨年より増して、生き物を飼育した夏でした。

まず昨年から飼育してきたニジイロクワガタの幼虫が

6月末から次々と羽化。メスが3連続だった際は凹みましたが、

8月末になってようやくオス2匹が羽化。

教科書通り菌糸瓶で触らずに放置しておいたのですが、

まさかの羽パカ。うち1匹は55ミリと結構大きかったのですが、

9月7日にはあえなく天に召されました。

だが、もう1匹の50ミリの方はしぶとく生き残り、

ペアリングしたらがんがん交尾するほどに。

羽のバンドエイドが格好悪いですが、生きてるだけで丸儲けです。

ニジイロは9月26日にもう1匹オスをヤフオクで導入。

なんとか累代できるように産卵セットを組んでいます。

あと昨年から幼虫のままのやつが1匹だけいます。

 

オオクワガタは幼虫からメスが6月23日に羽化。

50ミリぐらいある大物です。

7月2日にオス65ミリをヤフオクで落札。

5月に羽化した新成虫ということでしたが、

9月初旬に大きめのケースに移したころから急速に元気がなくなり、

お亡くなりに。2ヶ月の短い付き合いでした。

来春ブリードしようと思っていたのになあ。

 

あとは7月に息子の幼稚園友達からもらったカブトムシのペア。

すごい食欲で、交尾しまくりでしたが、

こちらも短命で、9月初旬にはオス、メスの順で昇天。

卵も20個ほど産んでくれたが、孵化させられず。

プリンカップの湿度管理が悪かったか。

去年のノコギリといい、鬼門となっています。

 

 

昨年、インセクトフェアで買ったアマミノコギリの幼虫は、

3匹とも羽化。でもいずれもメスでした。すごい女系率。

今年のインセクトフェアで成虫のペアを千円で発見し、

もちろん即買いしました。

購入したメスは10月に死んだが、オスはまだ大丈夫。

ちゃんと休眠して来年ブリードできるか。

 

9月中旬にむし社でバーゲンしていたアトラスオオカブトも

息子にせがまれペアで買いました。フセツ欠けで、二つ合わせて450円也。

オスは2週間ももたずに昇天しましたが、メスはいまだに元気。

 

あと、息子が祖父母に連れられていったキャンプで、

小さなノコギリとコクワを捕まえてきた。

ブリードする気にはならないが、元気でよくエサ食っています。

 

以上、生き物備忘録でした。

インセクトフェア2019

昨年初めて行って、愛好家の熱さに衝撃を受けたインセクトフェア。

今年も息子を伴って行ってまいりました。

大手町で、入場料は大人600円、子供300円也

 

15分ほど並んで入ると、

相変わらずの乗車率200パーセント状態。

人に押されて、標本箱を倒さないように慎重に歩を進めます。

 

息子は先日の「昆虫すごいぜ」コスタリカスペシャル以降、

モルフォ蝶とプラチナコガネにご執心。

さすが日本最大のフェアだけあって、すぐに標本が見つかりました。

プラチナは3500円からモルフォは4000円ぐらいから。

現物を見て大喜びでした。

標本沼ははまると大変そうなので、買いませんでしたが(苦笑)

 

グッズの販売も楽しく、この世界では有名なみのじさんところで、

オオミズアオのキーホルダー750円を買いました。

すでにTシャツは夏に購入済みでした。

 

生体も3割ぐらいのブースで売っていました。

昨年こちらで購入したアマミノコギリの幼虫3匹が、

すべてメスだったので、お相手を探していたのですが、

埼玉烈風隊さんのブースでペアで千円で売っていたので、

すかさず買ってしましました。

 

あと探していたニジイロのオスはあまり安いのがなく、

こちらはネットかな。

あとは勢いで、ヘラクレス特集のビー・クワを買ってしまった。

 

その他印象に残った生体販売としては、

マツムシ4匹千円。心が動いたが、飼育に自信なく断念。

クツワムシ こちらも同様。あとうるさいので笑

青森産ゲンゴロウ、ガムシ 水生昆虫は大変なので。

ミクラミヤマ幼虫5千円 珍しいのは分かるけど。

ハンミョウ 2500円 売れてました。

 

今年はこんなところでした。

でも数千円の標本をバンバン買っている人も見かけて、

まだまだ日本は大丈夫だなと思いました。

カブトムシ昇天

7月初めから飼い始めたつがいのカブトムシ。

息子も大喜びで、ゼリーをなめる様子などを

動画で撮るマニアックさを見せていましたが、

3日前にオス、本日メスが★になり、旅立って行きました。

息子は大泣きかと思いきや、意外と淡々とした様子。

代わりに「クリスマスにヘラクレスオオカブトもらう」と

意気込んでいます。

 

カブトを小学生以来、飼育してみて思ったのは、

とにかくよく食うこと。あと飛びすぎ。交尾しすぎ笑

まあ体型通り、太く短くな奴らです。

 

途中、卵を5個×2回採取しましたが、

いずれもダメになったぽい。

昨年のノコギリもそうでしたが、孵化するまで待った方が良いのか。

 

ということで、主がいなくなったケースはしばらくそのままに。

10月くらいにひっくり返すか。

産み分けの難しさ

はてなに引っ越して、最初のブログがこれ。

育児日記なんだか昆虫飼育日記なんだか、よく分からなくなっていますが、

どちいにしても命と成長を記録するというのは一緒ということで。

 

そういうことで、24日に鈴虫が全て成虫になりました。

10匹のうち、オス6匹、メス4匹という割合。

夜はなかなか豪華な輪唱を聞かせてくれます。

すでに産卵も18個確認済み。

嫁は嫌そうな顔をしていますが、気にしない。

 

ニジイロクワガタも6匹中3匹が羽化するものの、

すべてメスという偏りが残念。

24日に4匹目が羽化したようですが、

これがオスだったら良いのになあ。

 

オオクワ1匹もアマミノコギリ2匹も羽化しましたが全てメス。

目下のところ6連続女子という有様です。

 

産み分けって難しい…。

鈴虫が羽化

5月19日に孵化した鈴虫が1匹だけ成虫になっていました。
一番大食いだったメスです。
オスががまだなので、鳴き声を聞くのは先になりそうです。

鈴虫は結局12匹誕生し、2匹は息子のお友達にあげたので、
10匹を飼育中です。
2か月近く餌をやってきて思ったのは、
先に孵化してデカくなったやつが圧倒的に有利ということ。
えさ場を占有して、他の幼虫をけちらす。
で、さらに大きくなると言う好循環が生まれる。

人間の兄弟で考えるとどうだろう。
確かに先に産まれた方が、愛情を注がれるのは間違いない。
最初は必ず両親独り占め。
下の子は、産まれた時から競争相手がいるし、
親の愛情も第1子ほど注がれない。

でも逆に言えば、うちの場合は妹の方が
サバイバル根性がある。
お菓子でもおもちゃでも、行けるときはとにかく行く。
そして譲り合わない。がっついている。
そしてたじたじになるお兄ちゃん。

その子の個性なのかもしれないけど。
見ていて面白い。

鈴虫が誕生

昨年秋から保管してきた鈴虫の卵が入った飼育ケース。
19日にふと見ると、2ミリほどの小さな幼虫が2匹素早く動き回ってました。
孵化してくれたようです。

昨年末より室内の棚に放置状態だったのですが、
先人のHPの通り、3月半ばに一度たっぷりと水をやり、
それからは1週間に1回程度、霧吹きで湿らせてきました。

息子も大喜びで、なぜか手書きで「すずむし」と書いたネームプレートを
作ってくれました(笑)
早速、去年の残りの鈴虫フードと、にんじんのくずを与えました。
30個あまりの卵のうち、何個が孵化するか、楽しみです。