鹿は危険

4歳の息子と奈良公園へ。
遠目に見ているとかわいい鹿たちですが、
大人の雄だと、1メートル以上の体高があり、
ちょっとした迫力です。
しかも、「お年寄りは幼児は気を付けて下さい」などの看板が
いたるところにあり、緊迫感が漂います。

おびえる息子を半ば強引に鹿エリアに連れて行くと、
近寄ってくる鹿に大泣き。
しかも悪いことに、妻が鹿せんべいを買ってしまい、
エサをやらざるを得なくなりました。
腹が減っていたのでしょう。鹿どもはすごい食いつきぶり。

その時でした。子鹿が息子に突進。
あえなく息子は倒されてしまい、ぎゃん泣きでした。
突然とのことに唖然。妻はなぜか大笑いしていました。
角などは切られていたので、けがはなかったですが、
やはり、あいつら野生動物。危険です。

息子はすっかりむくれて「だいきらーい」と叫んでしました。
帰りには、なぜか「パパが悪い」と言い出す始末。
「一番悪いのは鹿やん」と言っても聞きません。
まあ自分の背丈ほどある鹿が寄ってきたら恐怖でしょうね。
自分も小さい頃に、大泣きしていたとよく親父が言っていました。
息子よ。ごめん。

1歳の娘は、最近「ママ」は言うように。しかし、「パパ」は出てこない。
どうも「ママ」でパパも兼ねているようで、
私にママと呼び掛けてきたりします。

娘はどうも動物好きのようで、犬やら猫やらがテレビに映ると、
盛んに指さして「ワンワン」とか言っています。
ん?パパより犬の方を先に覚えている。

優先順位低い父の嘆きでした。