執念の産卵

ノコギリクワガタの♀がついに☆になりました。
16日の朝、マットの上で弱ってほとんど動けなくなっているのを発見。
そのまま復活せず、ご臨終となりました。

実は14日朝に、前回の産卵セットから1ヶ月近いので割り出しを行いました。
全く幼虫の姿は見えておらず、当然のごとく卵も何も見つからず。
再チャレンジのため、今度はマットをほぼガチガチに固詰めしたわけです。

するとメスは既に潜る力を失っているのか、
マットを歩き回り続けました。見兼ねて15日朝にマットを追加。
これで潜るかと思いきや、やはり落ち着かなかったのか徘徊を続けます。
そして昇天。

あー結局ブリード失敗したなあと思いました。
30年ぶりの昆虫採集で、息子と捕まえた思い出の2匹。
なんとか子孫を残して欲しかった。誕生から羽化までを息子に見せたかった。
実はそれを見越して、8日にアマミノコの幼虫3匹をインセクトフェアでゲット。
これで代用するしかないと思っていたわけです。

で、メスの飼育ケースのマットを他の容器に入れ替えていたところ、
ふと見ると、白い丸い粒が。いや、木屑に違いない。
目を凝らして見ると…。
でした。さらにもう1個。立て続けに見つかりました。
ケースをひっくり返した最後の方に見つかったので、
おそらく固詰めした後、産卵したと思われます。
最期を悟って、懸命に産んでくれたのでしょう。
ありがとう。

ただ、孵化して成長するかは全く未知数。
アマミノコと一緒に元気に育ってくれれば良いのですが。
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