妹ちゃん誕生

ついに誕生しました。第2子の長女。

長男の時と違って、最初から帝王切開と決まっていたので、
予定日もはっきりしていて、仕事の予定も立てやすかったのは良かった。

息子を保育園に送り、すぐさまタクシーで妻と病院へ。午前9時到着
やはり家に近い病院は助かる。妻も2回目とあって緊張した様子もない。

最初に助産師の説明を聞き、胎児の脈拍などを測る。
約1時間後には、手術室へ。午前10時15分。
今回は前回果たせなかった立ち会いも初体験。
白衣とマスクと帽子を与えられ、今か今かとソファで待つもなかなか呼びに来ない。
最初の話だと、最初の10分くらいで赤ちゃんを取り出せると聞いたが。

結局45分ぐらい経過して、看護師が来る。前回の手術後の癒着がひどくて時間が
かかったとのこと。よく分からんが、まあ無事なら良い。
手術室入ると、もうすぐ取り出せるという。一応妻の手をさすり、
ビデオをスタンバイ。取り出された赤ちゃんはすぐに元気よく泣いてくれた。
へその緒を切るところも見られて、立ち会い出産を満喫した。

その後は別室に移って、赤ちゃんの体重計測など。
身長47センチ、2978グラム。助産師が指も5本有ります、鼻の穴も空いてますなどと、
次々チェックをしていくのが面白かった。

回復室で、赤ちゃんと妻を待つ。最初は泣いてくれたが、その後はあまり泣かない。
目も開けないが、おだやかな顔をしている。一安心する。
妻は結局、入室から2時間半かかって戻ってくる。やはり癒着の治療に時間がかかったと。
赤ちゃんに初めてのおっぱいをあげてうれしそうだ。
人間の体は不思議なもので、帝王切開でも赤ちゃんが体外に出ると自動的に母乳が出る。

夕方、やんちゃ盛りの長男を保育園に迎えに行き、妹と初対面させる。
すごいハイテンション。「お兄ちゃん来たよ」とか話しかけている。苦笑。
兄らしくなってくれればいいんだけどね。
初日は6時に病院を後にする。

第1子ほどの感動はないとよく言うけど、今回は立ち会いもできたし、
本当に生命の誕生に立ち会った実感がわいた。
思えばこの夏は、父が他界し、生命のはかなさを痛感したところ。
4人の暮らしが始まる。